VichyEleganceのブラウスに染みがついてしまいました

ブラウスの白いお花の部分に茶色いシミが付着してしまった品物のご依頼です。

771

気が付いた時には染みになっていたとの事で、染みの種類は不明でした。

付いた種類のシミがわかれば、生地の種類とそのシミにあわせた染み抜き剤を使用します。

今回の事例のようにシミの種類がわからない場合、手探り作業での染み抜きになります。

 

いろいろとチェックをして染み抜き作業を開始します。

まず、生地と染色にたいして、優しい染み抜き剤を1つずつ試しながら染み抜き作業を行います。

数種類のしみ抜き剤を試しましたが、この工程では綺麗にシミは落ちませんでした。

 

シミがついてからの時間が経過していたと思われました。シミは付着してから時間が経過してしまうと、酸化して変色してしまう事がよくおこります。

酸化して変色してしまった染みの場所を元の綺麗な色を取り戻す作業を開始します。

 

ここで注意点があります。シミや汚れが長く付着している所は、生地が弱ってしまっていたり、染色が弱くなっていたりする事があるので、作業中に生地に穴が開いてしまったり、綺麗に復元したのに元の色がなくなっている場合があります。
(生地の色がなくなっている場合には染色補正で目立たなくします)

 

生地と染色の異常を注意深く観察しながらの作業を続けます。

772

今回のケースでは、生地にも染色にも問題はなく綺麗に復元できました。
このような作業はとても時間などが、かかってしまいますので、納期は長め料金は高めになってしまいます。
ですので、着用した衣類は早めのクリーニング処理を施し、衣類の汚れを綺麗に落とす事をお勧め致します。

シミや汚れメンテナンスなどで、お困りの方はお気軽にお問い合わせ下さい。

家庭洗濯でのトラブルなどの質問もお答えできる範囲でお答えします。   担当 遠藤

 

埼玉県、八潮市全域、草加市・三郷市・足立区(一部地域)集配も致します。その他の地域は宅配便などでのお預かりも致しております。お気軽にお問い合わせ下さい。

 

いろいろな事例をご紹介しています。作業事例より各事例をご覧ください。

 

 

Follow me!